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セラフィムコール 全12話 その2 

seratitle.png

--1999年
原案:電撃G'sマガジン
監督:望月智充
キャラ原案:七瀬葵
シリーズ構成:荒川稔久
キャラデザイン:藤井まき
音楽:多田彰文
メカデザイン:大輪充
製作:サンライズ

前の記事を呼んでいない人は前の記事へどぞ
ま、別に読まなくてもいいですけどね。

全話通して脚本・演出供に優れていて
2話、6話、10話、11話では特に高度な実験的演出が見られる


1. 栗本雪菜 KURIMOTO YUKINA ~眠り姫ぱにっく!~
sera1.png
極度のアガリ症・男性恐怖症で、男性に面を向かって話されると眠ってしまう少女。
"気を失う"のではなく"眠りに入る"というのは面白い かな
自己防衛本能なのだそうです。


2. 寺本たんぽぽ TERAMOTO TANPOPO ~マーガリン危機一髪~
sera2.png
幼い頃の夢を忘れない少女。
既に中学生として成長している友人の恋の悩み(たんぽぽの兄が好きなのか?)にも興味が無い。
自分の夢の世界が現実と乖離している事、同級生達が既に夢から覚めている事、
について内心では気づいているのか。

盗撮オチには序盤から気づいていた、というか「なんかこれ盗撮みたいだな」と思ってました。
気づいていた人は多いと思う。
ぬいぐるみ「マーガレット」の目線から主人公たんぽぽの一日を覗くという演出、
ぬいぐるみ目線なのでたんぽぽがマーガレットを動かさない限りアングルはずっと同じ。


3. 桜瀬ちなみ OHSE CHINAMI ~洋菓子の味~
sera3.png
離婚した母と父の間に挟まれ、洋菓子職人の夢を諦めかけた少女。
母は娘が今の柵から解放され夢を追えるようにと、洋菓子職人と再婚することを娘に告げる。
ちなみは自分が居なくなったら父と弟・妹の世話をする事ができなくなる、そう思い彼女は進路を進学ではなく就職を選択した。
しかし、当然父は母の再婚にも娘の夢にも賛成であり、妹は家事の一部をこなせる様に成長していた。
再婚相手が勝てば再婚を認めるという条件で、ちなみは母の再婚相手と洋菓子での勝負を申し出る。
友人は「母親なら自分の娘のを美味しいというに決まっている」とちなみを批難したが
母は正直の再婚相手の洋菓子を美味しいと答えた。
ちなみは夢を追う為、留学を希望する。

なぜ再婚相手との勝負を申し出たのか
ちなみに留学の決意をさせたのは何だったのか
若干の疑問が残る
ちなみの立場で再婚に同意しない理由としては、異物的人間の拒絶、父親への同情 などだろうか
頭では再婚を祝福すべきだと解っている趣意の発言もしていたので、
"拒絶"はないだろう。(結局認めているわけですし)
母親の再婚が"父親や自分が犠牲になる幸せ"に見えたのかもしれない、
だから、父親の
それぞれが自分の夢を追うべきで、家族とは一番身近で支えあえる人間だ
という話を聞いた事でちなみの意志が固まったのだろう。
とすれば、勝負を申し出る時点でちなみの中で再婚への賛成の準備はできていたのだろう。
勝負は最終決定権を母親に預けることで母親の再婚が本気かどうかを試すためか。

とにかく 父親のあのセリフは印象深い。


4. 楠 初摘 KUSUNOKI HATSUMI ~飛翔する天使~
sera4.png女子の制服は、リボン・ネクタイ、スカート・キュロットから選べるようになっている。
楠初摘はネクタイとキュロットしか着た事が無い、
自分には女性性は無いと思い込んでいるからだ。
君の中に天使がいる、などのラブコールも認めようとしない。

その背景には幼年(小学生か園児くらい)の誕生日に貰った(多分?)イヤリングを
周りの子に「似合わない」と言われた事があるのだろう。

今時キュロットって聞かないよね

複数の過去の場面を数十秒起きで転換させる演出が使われている。
まさかとは思ったけど、抽象画オチ・・・


5. 村雨紫苑 MURASAME SHION ~夢の中の妹へ~
sera5.png
書くの大変なので別記事にしようと思います。


6. 村雨 桜 MURASAME SAKURA ~愛の中の姉へ~
sera6.png
上に同じ
栞に似てるから好きです。


7. 柊 彩乃 HIIRAGI SAENO ~<私>という逆説~
sera7.png
最近では『鉄腕バーディDECODE:02』『夏のあらし!』
などで用いられるタイムトリップに起因する無限ループ。
この本には始まりはあるが終わりはない。というか結局始まりも無いみたいです。

この文はまちがっている。攻殻でも似たような話がありましたね
「僕は嘘つきである」とかいうの。セラフィムコールでの話の方が説得力あって面白いですけど。


8. 凛堂あやか RINDOH AYAKA ~アクロポリス国際救助隊~
sera8.png
ラフレシアちゃん・・
演出・脚本ともに特筆すべきことがない・・
実験的技法を多く用いているとはいえ、それを目的とした作品ではない、という事を表しているお話
とでもいいましょうか


9. 紅かすみ KURENAI KASUMI ~ある少女の伝説~
sera9.png
誰かに憧れるって事は、自分の行動や目的を他者に求めて言い訳するようなもの
責任転嫁と変わらない。
本当にカッコイイのはカッコイイ人の真似をする事じゃなくて、
他人の基準に拠らないで自分の方向を見定めるって事なんでしょうかね。

そこで「自分探し」とか言ったら それはまた "逃げてるだけ"なんでしょうね。
24時間かけて100kmとか走っても疲れるだけです。


10. 松本くるみ MATSUMOTO KURUMI ~リアル・ブルー~
sera10.png
同じ時間に同じ方向を見ている人が同じ景色を見ているとは限らない。
同じ色を同じ様に感じ取っているとは限らない。
リアルってのは現実に存在しない部分にあるのかもしれない。

漫画のコマを写しだして、石田彰のナレーションを加える演出
私は単純に石田彰が好きなのでよかったです。


11. 橘うらら TACHIBANA URARA ~内なる世界の私~
sera11.png
舞台の一人芝居の様に、主人公以外の登場人物は死んだ父親を除き声も姿も現さない。
この演出はセラフィムコールの中でも特に顕著か。
"開かない扉"は死んだ父親の象徴だと思っていたけど、
鍵が開かない=未だ父親から離れられない
扉がある=父親から離れた時新たな世界が開ける
という記号だったのでしょう。多分。


12. ~セラフィムたちの聖夜~
sera12.png
桜が意外に凛堂に対して毒舌でした、ああいう桜もかわいい。
強くなるっていうのは弱さを捨てることではなくて、弱さを認める事。
22世紀には何も残せないから、今この瞬間が現実。


--あとがき--
一度にこんなに画像うpったの久しぶりです。
ブログはじめて初期の頃はもっと大量にうpってた気がしますね
あのころは要領を得ない文章書いてた気がする  ま、今もですけど

3話の感想だけやたら多く書いているように見えるのは気のせいです。
意外と一方的な話で、視聴者が視聴後にあれこれ考察できる話って3話、5話、6話、あとは7話
それぐらいしかないですよね
3話も話の中では「留学」で完結しちゃってますし、私個人が疑問に思っただけなのかも

全話通しての感想だと
「サンライズ」って感じじゃないですよね (ガンダム、ギアスぐらいしか見たこと無いですけど)
繊細で淡々としていて、エヴァなんかを髣髴とさせます
最近はこういう考えられたストーリーのアニメが少ないですよね
それ以前に殆どが原作モノですし、原作の無いやつは駄作になりがち
最近で一番よかったのはやっぱりギアス(無印)ですね、
R2の最終回の終わらせ方も素晴らしかったですし・・
「アニメの量減らして質を上げてほしい」ってのはよく聞く話ですけど
別に一つの会社が作ってるわけじゃないし 現実上手くいかないものなんですよね

そもそも週30分の体制を作ったベレー帽のオッサンが諸悪の根源という説もあります
あの人は漫画の神様ではあったけれど、アニメの神様にはなれなかったんだね
より多くの子供達に見てほしい、という純粋な想いが 
無粋な汚いオトナに悪用される っていうのは 悲しい話だ

私は汚くないオトナになりたい。




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[2009/09/11 20:54] その他(終了) | TB(0) | CM(0)

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